嶋田 優花 / Yuka Shimada
珪藻土を用いた抽象画・油彩画・日本画・アクリル画等様々な素材で制作をおこなう作家 / Webデザイン実務士
経歴
1997年 福岡生まれ、横浜育ち
2021年 横浜美術大学卒業(卒業制作「最優秀賞」)
展示
- 2020「日常の中で」展 新宿願化画廊(スペースM)
- 2021「2020年度 横浜美術大学卒業制作学外展」選抜 東京都美術館
- 2021-2024「碧い風」展 銀座スルガ台画廊
ステートメント
「蓄積」「沈殿」をテーマに内的な世界を様々な素材、手法を用いて表現しています。
人間は社会の中で生きる過程で多くの傷を負います。それらは蓄積され、年月とともに少しずつ風化し、生傷は色あせていきます。
それでもふとした瞬間に、かさぶたが剥がれるように痛みを伴ってよみがえることがあります。私はそのたびに、消えてしまいたくなるような衝動を覚えます。
社交性という、人間の表層を覆っている厚手の皮を取り除き、
蓄積された痛みの層を垣間見る瞬間に、私は初めて人間を知ることができます。
私は私自身を知り、癒すために、制作を行います。